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- フリ-ウェア検索・インスト-ルソフト HELPER 仕様書
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- 第二版 1991.8.22 作成 MIYAZAKI
- 1991.8.30 修正 MIYAZAKI
- 1991.8.31 修正 MIYAZAKI
- 1992.2.13 追加 MIYAZAKI
- 1994.7.07 追加 MIYAZAKI
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- ●目的
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- フリ-ウエアコレクションCD内のプログラムを初心者が簡単に検索でき
- さらにフロッピ-およびハ-ドディスクにインスト-ルできるようにする
- ことを目的とするプログラムである
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- ●機能
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- ○検索
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- 予め設定されたキ-ワ-ド(ジャンル名など)によってプログラムを選別
- しその作品名と作者名を表示する
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- キ-ワ-ドや作品名、作者名などは後述のデ-タ定義ファイルに登録する
- 必要がある
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- ○作品の紹介ファイルとマニュアルの表示および印刷
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- 予め用意した紹介ファイル(*.GGG)と操作マニュアル(*.RRR)を表示および
- プリンタへ印刷する
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- ○インスト-ル
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- インスト-ルすなわちフリコレCDからユ-ザ-のディスクへのコピ-操作
- を半自動時に行うことができる
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- 完全なる形でのインスト-ルにはインスト-ル定義ファイル(*.QQQ)を作成
- する必要があるが単純にコピ-するだけなら必要はない
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- ●HELPER起動時のオプション
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- HELPER.EXP [INDEX FILE] [-D=<Drive Name>]
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- [INDEX FILE] これはデ-タ定義ファイルを指定します
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- <Drive Name> デ-タ定義ファイル内のインデックスで示されるパス名での
- 省略時のドライブを指定します。
- ただし必ず"A:","B:"などのように":"を付けて指定してください
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- [INDEX FILE]を省略した場合は、 HELPER.EXPのあるディレクトリ位置と同じ場所
- に[INDEX FILE]が存在すると仮定して処理されます
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- <Drive Name>が省略された場合、 まず起動時のカレントディレクトリと仮定され
- もし[INDEX FILE]が省略された場合は、 その[INDEX FILE]のあるドライブと仮定
- します。 最終的に決定するのは、 インデックスファイル内のコマンドで指定され
- たものです
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- ●デ-タ定義ファイル
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- HELPER.EXPが起動した際に読み込まれるファイルで中にはキ-ワ-ド名、
- 作品名などがテキストファイルの形で定義されている
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- 定義の仕方は文頭にそれぞれのコマンドに続けてその定義を行う
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- ただし定義ファイルの先頭には必ず"KEYWORD:"コマンドを用いてキ-ワ-ド
- の表示順番で下記の物を定義しなければならない
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- KEYWORD: TOWNS-OS MS-DOS BASIC386 デ-タ
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- これはHELPERの作品名表示欄の”TMBD”を決定する物である
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- ※"TMBD"の表示はv2.00以降から削除しました
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- ○下記にデ-タ定義ファイルでのコマンドを示す
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- DRIVE: <Drive Name> パス名のドライブ名省略値
- GROUP: <groupkey> [keyword...] キ-ワ-ドのグル-プ化を行う
- FEP: <pattan> <program> フロント実行プログラムの定義
- FWC: <fwc CD no.> フリコレ番号の定義
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- PROGRAM: <program name> 作品名の定義
- MAKE: <makeing user name> 作者名の定義
- KEYWORD: <keyword...> キ-ワ-ドの定義
- DIR: <program directory> 作品のあるディレクトリ名
- README: <readme.doc> 紹介ファイルのパス名
- MANUAL: <manual.man> 操作説明ファイルのパス名
- COPY: <program files...> インスト-ルするファイル名
- EXEC: <program> <parameter..> 実行するプログラム名
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- [例]
- PROGRAM: WHISPER.EXP v1.02
- KEYWORD: TOWNS-OS 通信ソフト 女性専用 エディタ
- DIR: Q:\TOWNS_OS\WHISPER
- README: Q:\TOWNS_OS\WHISPER\WHISPER.DOC
- MANUAL: Q:\TOWNS_OS\WHISPER\WHISPER.MAN
- COPY: Q:\TOWNS_OS\WHISPER\*.*
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- ○定義の際の注意点
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- 作品の定義は最初に必ず"PROGRAM:"から定義しなければならない
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- "KEYWORD:","COPY:"は複数指定が可能だが区切り文字は必ず半角スペ-スで
- なければならない. (1つの作品に複数行による定義でもよい)
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- ただし"COPY:"は、 最大16ファイルしか指定できないので注意が必要
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- さらにコピ-ファイル名に拡張子"QQQ"を指定した場合は下記のインスト-ル
- 定義ファイルと見なしそれを実行するので注意が必要
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- ○定義の省略
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- "README:","MANUAL:","COPY:"を省略し"DIR:"を定義した場合には検索表示
- された時に"DIR:"で定義されたディレクトリ内からそれぞれのファイルを
- HELPERが検索する.
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- README: "*.GGG"->"*.DOC"の最初に一致するファイル
- MANUAL: "*.RRR"->"*.MAN"->"*.DOC"の最初に一致するファイル
- COPY: "*.QQQ"の最初に一致するファイルもしくわ"*.*"
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- "README:","MANUAL:","COPY:"を定義した場合には"DIR:"は省略可能である
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- ●必要ファイルの定義(*.GGG *.RRR *.QQQ)について
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- ◇紹介ファイル(*.GGG)
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- 拡張子を".GGG"にするように勧める
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- ファイルの中身は、単純なテキストであってバイナリや圧縮された
- 物であっては、ならない。使用する文字は通常に表示出来る文字のみ
- であって外字などは使用しない
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- 1行の長さは79文字以内であって必ず1行内に改行が必要であり
- 全行数は、20行程度とする。
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- 内容は、プログラムの名やデ-タ名、作者の名前、概要、プログラム
- ならばバ-ジョン、動作環境などを記載する
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- ◇操作説明書(*.RRR)
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- 拡張子を".RRR"にするように勧める
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- ただしこのファイルが存在しなくても下記に示すインスト-ルなどが
- 正常に行えるならそれなりの名前でもよいが検索プログラム内での
- 表示および印刷がされないので注意する必要あり。
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- ファイルの中身は、単純なテキストであってバイナリや圧縮された
- 物であっては、ならない。使用する文字は通常に表示出来る文字のみ
- であって外字などは使用しない
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- そのプログラムの動作環境や条件、操作説明などをそれなりに記載する
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- ◇インスト-ル定義ファイル(*.QQQ)
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- 拡張子は".QQQ"でなければならない
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- この定義ファイルは、MS-DOSのバッチファイルライクな定義が必要
- でありそれなりの知識が必要である。ただし単純な構成でコピ-のみ
- 行うのであれば、定義する必要はない
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- もし定義ファイルを作成しなかった場合は、そのプログラムのある
- ディクトリ内のファイルをすべて単純にコピ-されるだけである。
- ただし、そのディレクトリ内のサブディレクトリは、コピ-されない
- の注意が必要。
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- ●インスト-ルファイル(*.QQQ)の定義方法
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- 行頭にコマンド名を置きスペ-ス(ANKスペースもしくわTABコ-ド)
- に続けてファイル名などを記載する
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- ◇ファイルのコピ-
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- COPY <コピ-するファイル名> [コピ-先のファイル名]
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- コピ-するファイル名は、そのプログラム名ディレクトリからの
- 相対パスで指定する。ただしデバイス名を副む絶対パスで指定して
- もよいがかなりの注意が必要である(プログラム名ディレクトリが
- 都合により変更されたりする場合がある為)
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- さらにファイル名に“*“、“?“のワイルドカ-ドの使用が出来る
- ただしワイルドカ-ドを指定した場合は、コピ-先のファイル名は
- 指定しないかディレクトリ名でなければならない。
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- コピ-先のファイル名にディレクトリ名を含めてもよい。この場合
- もしコピ-先にそのディレクトリが存在しなければ、作成される。
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- さらにコピ-先のファイル名は、任意のデバイスのディレクトリで
- あることを注意すること!(インスト-ルするユ-ザ-によって決定
- する)なるべくフロッピーにコピ-されることを意識する
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- コピ-する際のカレントディレクトリがコピ-先のデバイスのディレ
- クトリになっていることに注意する。あくまでコピ-元のファイル名
- がプログラム名ディレクトリからの相対パスなのは、便利上からで
- あってMS-DOSのCOMMAND.COMのCOPYから考えれば異常である。
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- ◇サブディレクトリも含むファイルのコピ-
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- XCOPY <コピ-するファイル名> [コピ-先のファイル名]
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- 上記COPYコマンドにサブディレクリもコピ-する機能を追加した
- コピ-コマンドです
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- ◇ファイル名の変更
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- RENAME <変更したいファイル名> <変更するファイル名>
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- 変更したいファイル名は、コピ-先のディレクトリからの相対パス
- で指定する(絶対パス名での指定は許さないので注意)
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- 変更するファイル名には、漢字や記号などのMS-DOSで許すファイル
- ならなんでもよい。
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- ただし、ファイル名にワイルドカ-ドの使用は許さない
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- ◇ディレクトリの作成
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- MKDIR <作成するディレクトリ名>
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- 作成したいディレクトリ名は、コピ-先のディレクトリからの相対パス
- で指定する(絶対パス名での指定は許さないので注意)
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- ◇ディレクトリの移動
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- CHDIR <移動するディレクトリ名>
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- 移動したいディレクトリ名は、コピ-先のディレクトリからの相対パス
- で指定する(絶対パス名での指定は許さないので注意)
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- ◇確認のメッセージ表示
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- PAUSE <文字列>
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- 画面上に指定された<文字列>を表示し確認のマウスクリックを要求
- する。
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- ただし<文字列>は、漢字30文字以内で改行は許さない
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- このPAUSEを使用すれば、T-OSのシステムCDからのファイルコピ-
- なども可能である。
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- ◇TIF/P16/P25/P32/SND/EUPの表示や演奏を行う
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- LOOK <ファイル名>
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- グラフィックの表示やEUPファイルをマウスがクリックされるまで
- 表示/演奏します
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- ◇EUPファイルのバックグランド演奏
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- PLAY <ファイル名>
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- EUPファイルを演奏します
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- PLAY STOP
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- EUPファイルの演奏を終了します
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- 必ずPLAYを行ったならPLAY STOPを行ってください
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- ◇条件付のメッセ-ジ表示
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- IF <文字列>
- .
- .
- ELSE
- .
- .
- ENDIF
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- 画面上に指定された<文字列>を表示し[YES]/[NO]の選択を行える
- もしユ-ザ-が[YES]をクリックしたならIF文の次を実行し[NO]なら
- ELSE文以降を実行する。
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- ただし<文字列>は、漢字30文字以内で改行は許さない
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- このIFを使用するれば、インスト-ルする条件を選択してコピ-する
- ことができる。
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- ◇サブインストール定義ファイルの実行
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- INST <インスト-ル定義ファイル名>
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- インストール定義ファイルを複数用意しネストしながらの実行が
- 可能である。ただし無限再帰的な呼び出しは、禁止する
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- ◇インス-ルの終了
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- EXIT
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- インスト-ルを終了する
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- ◇注釈文の定義
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- # なんでもよい?
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- その文を実行しない
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- 【例】
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- IF フロ-ッピ-へのインスト-ルですか?
- INST INSTFDD.QQQ
- EXIT
- ENDIF
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- #
- # WINKのHDDへのインスト-ル
- #
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- IF WINKのソ-スもコピ-しますか?
- IF ソ-ス用のサブディレクトリを作成しますか?
- MKDIR SOURCE
- COPY SOURCE\*.* SOURCE
- ELSE
- COPY SOURCE\*.*
- ENDIF
- ENDIF
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- COPY *.EXP
- COPY *.DEF
- COPY README.GGG README.DOC
- COPY MANUAL.RRR WINK.MAN
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- PAUSE TOWNSシステムCDに入れ替えてください
- COPY Q:\DATA\FONT\HATENA.FNT
- PAUSE FSC4のCDに戻してください
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